Blog

お知らせ｜2021年03月02日

就職活動をしていて絶対に採用されたいと思う仕事が、地方公務員です。

公務員以外の企業への就職等には、皆さんそれほどかたくなにならないのに、

どうして地方公務員だけは、何年もかけて応募し続けるのでしょうか？

地方公務員の採用試験を受けるチャンスは、概ね30歳までチャレンジできます。

頑張る方では、学生時代からチャレンジできる最後の年まで頑張り続けます。

その頑張りには、脱帽です。

しかし、どうしてそんなに地方公務員に固執するのでしょうか？

地方公務員に固執する方への伝えたいメッセージです。

１．何がしたくて地方公務員になりたいのですか？

２．平時は安定していますが、有事の場合は先頭に立って仕事をする覚悟がありますか？

３．雇用の歴史を見ていると、仕事や職種にはサイクルがあり、今現在が良い仕事は今後も良い仕事とは言われないけど、大丈夫ですか？

などの質問を必ずします。

しかし、答えは皆さん同じような解答で特に個性は感じられません。

そこで、

地方公務員志望の方へ、民間よりも「楽」とか「安定している」などの理由で公務員を志望するのは、そろそろ辞めませんか？

そして、3度目の正直で採用試験に合格しなかった場合は、きっぱりと諦めませんか？

仕事柄、チャレンジできるまでチャレンジし続ける方を、沢山見てきました。

何ども、方向性を変更することを提案しますが、聞き入れていただいたことはありませんでした。

チャレンジし続けている間、アルバイトをしている方もいらっしゃいますが、

大半の方は、勉強に専念していらっしゃいます。

その貴重な時間を別の事に向けてみませんか？

最後まで諦めないでチャレンジし続けた方々は、みなさんその後苦労をされています。

正規雇用になれないまま、アルバイトや非正規労働を続けていらっしゃる方々も多くいらっしいます。

一度だけの人生、諦めないでチャレンジすることは大切ですが、

諦めて違う方向を見つけ出すことも、もっと勇気あるチャレンジだと思いませんか？

春になると新規学卒者の就職活動が始まります。

公務員志望の方は、よ～く考えてみてください。

また、公務員の安定神話はいつまで続くのかをしっかり情報収集してみてください。

3月から新規学卒者さん達の就職活動が解禁になります。

コロナ禍の中で、より安定を求めたい気持ちはわかりますが、

安易に「公務員になれば安泰」という考えは、そろそろ捨ててほしいです。

住民のために、こんなことがしたい！

自分の住んでいる町の〇〇な問題をこんな方法で解決したい！

と本気で考えて取り組みたい方は、公務員を目指して頑張ってください。

しかし、そうでない場合は、

20代のしっかり仕事スキルを吸収出来る時期を、どう過ごしていくべきかをじっくり考えて自分のキャリアを選択してくださいね。

安易な発想で、20代の貴重な時間を無駄に過ごさないようにしてください。