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お知らせ|2021年05月27日

コロナ禍によって加速されたキャリア相談の内容変化とは?

国の施策で「キャリアコンサルタント10万人計画」があります。

そのためなのか、キャリアコンサルタント資格を取得する人が多くなってきています。

 

私がキャリアコンサルタント資格を勉強していた時にはカウンセリングに興味を持った方々が、カウンセリングの勉強をした後に、スキルアップのためにキャリアカウンセラーの資格を取得するという方が多くいらっしゃいました。

そのため、産業カウンセラー資格とのダブルライセンスの方が多く心理カウンセリングの延長がキャリアカウンセリングという考えの方が多かったと感じています。

確かに、私がキャリアコンサルタントになったばかりの時には、就職や転職が上手くいかないなどの相談がメインでした。
転職をすることになった理由が、仕事上での人間関係やストレスで悩んで退職したため、次の職場を探さないといけないとという内容が大半でした。

どちらかというと、仕事探しや人間関係に悩んでいるという相談内容だったため、心理的なカウンセリングとの併用が重要でした。

 

しかし、現在のキャリア相談では、内容が変化してきています。

心理的な悩みから、自分の将来を考えた就職や転職に内容が変化してきています。

自分の将来を考え「より自分らしく働きたい」とか「将来を見越して新しい挑戦をしたい」

「テクニカルスキルをもっと向上していきたい」などの相談が増えてきました。

そうなると、心理的なカウンセリングというよりは、別の要素が必要になってきます。

前向きな就職や転職の場合では、何ができるのか?を本人から引き出していくスキルに変化します。

 

最近の私の周りのキャリアコンサルタントの特徴は、

キャリアコンサルタントだけでなく社会保険労務士やファイナンシャルプランナー、中小企業診断士などのダブルライセンスの方が増えています。

この方々の特徴としては、労働法などの知識や将来を見越したマネープランを立てることができるなどの働いていく上で、生活していくうえでの専門的な知識を持っています。

 

リモートワークで仕事をするようになってきたため、人間関係の悩みも少しタイプが変わってきたり、不確実な時代だからこそ、将来を考えたいという内容にシフトしているように感じます。

 

そんな状況に対応するため? または、広くキャリアコンサルタントという資格が認知されたためなのか、ダブルやトリプルライセンスのキャリアコンサルタントが出てきました。

そのため、多様なキャリアについての相談が増えてきています。

コロナ禍以降、キャリア相談の内容も随分変化してきています。

 

社会保険労務士も取得しているキャリアコンサルタントは、労務管理ということのスペシャリストのため、組織での働き方などに強いという特徴があります。

特に昨今の「副業解禁」に伴って、トラブルを避けるためにも知っておいた方が良いことも多々あります。

そんなこともキャリア相談時に伝えるだけでも、その方のキャリアの築き方には変化が出てきます。

労働法などの知識があるキャリアコンサルタントと知識のないキャリアコンサルタントでは、相談後のクライエントさんの人生に違いがでてくるのではないでしょうか?

 

また、ファイナンシャルプランナーとのダブルライセンスの方は、今まではあまり触れられていなかったキャリアと生涯年収や将来の蓄えなどの分野に強いという特徴があります。

定年後のキャリア相談をする場合に、どうしても現役時代とは同じ収入を得ることが出来ません。そのため生活していくためのお金の相談もしたいけれども、お金の話には、キャリアコンサルタント自身もふれてはいけないと感じられているのか、相談が出来なくて困っているクライエントさんがいらっしゃいました。

特に、どんな生活していくのかを考え場合、仕事とお金は切り離せないものがあります。

最近では、都市部でなくてもリモートで仕事もできるため、地方へ移住も考えているという方もいらっしゃいます。

都市部での生活と地方での生活では、生活の仕方で必要になってくる収入も違いがあります。

仕事だけでなく、どういう生き方をしていきたいのか?ということまで相談内容が及んで来ています。

 

人間関係や仕事上でのストレス、会社を辞めたいなどの相談だけでなく、なりたい自分を考えることや将来のキャリアを考えることなどの幅広いキャリア相談に変化してきています。

 

そこでL&Lラボでは、多様な相談に対応していくため、キャリアコンサルタントだけでなくダブルライセンス・トリプルライセンスのキャリアコンサルタントによるキャリア相談を実施しています。

 

今は、キャリアに関するあらゆることに対応できるキャリアコンサルタントも増えています。

 

キャリア相談=仕事上の悩みではなく、将来の自分のキャリアを考える時間にしていきませんか?

 

客観的な視点を伝えてもらったり、誰かに背中を押してもらえたり、

自分を応援してくれる誰かを見つけることでなりたい自分への加速度がアップが可能です。

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