お知らせ|2021年06月11日
【報連相の重要性】報告がないって怒るよりも。。。
中高年の方からよく聞く言葉の一つに
「報告がない!」と怒ってらっしゃる方がいらっしゃいます。
中高年になると、多くの人脈をもっていらっしゃいます。
そういった場合に、人と人を繋げたり紹介したりした場合に、
「そんなに怒る事?」って思うほど、感情的になっている場合があります。
ビジネスの場で人から紹介をしてもたった時には、紹介後の状態をマナーとして報告することは必要だと思います。
人として信頼される条件のひとつではあります。
しかし、その事で怒りを溜め込んでしまったり、
他の方に◯◯さんて・・・と
吹聴するのは違うのではないかと思ってます。
また、意地になって報告を待つ事も時間の無駄ではないでしょうか?
こんな時には、どうなったのかと心配になります。
そのため、心配している気持ちを察して欲しいと思うこともあります。
ところが、先方は既に終わった事だったり、
忙しすぎて連絡を忘れていたりするかもしれません。
紹介された時にお礼を言ったので、それで充分だったと思っているかもしれません。
こんな時には、感情的になってしまうより、自分から聞いてみる方が早いのではないでしょうか?
私もある方に連絡をしたかったけれども、連絡先が変わってしまっていて
連絡が取れなかった事があります。
そうした時に、その方と近しい方に私が連絡を取りたがっていたということを
伝えて頂きました。
後日、取次ぎをしていただいた方には、連絡が出来たことのお礼を伝え、
ビジネスの協力依頼をしていくということもお伝えしていました。
ビジネスのお話は結果として、一緒にしていくことにはならなかったのですが、
色々な調整などをしていたため、繋いで頂いてから時間もかなり経過してしまっていました。結果が出てからご連絡を再度させていただきました。
しかし、取次ぎをしていただいた方は、どうなったのかと心配をしていただいていたみたいで、遅くなってしまった連絡に少しお怒りでした。
その怒りは、私にというより連絡をしていただいて繋けてもらった方への怒りでした。
怒りの理由は、一度も連絡がなかったからだということです。
私が連絡をしていたので、それで良いと思っていましたが、双方からの連絡が欲しかったみたいです。
この時の怒りの心理ってなんだろう?って考えてみました。
その理由は、「私のことをもっと大事にして欲しい」という気持ちの現れなのではないかと思います。
困っている人に対して、自分の人脈を通じて紹介や取次ぎをしたにも関わらず
自分の好意に対しての見返りがないことへの寂しさではないでしょうか?
自分を大切に思ってくれていないと思うと誰しも寂しくなったり
悲しくなったりしますよね。
そんな寂しさや悲しさからの怒り。
そんな怒りに支配されている時間は、精神衛生上良くないのではないのでしょうか?
また、少し冷静に考えてみると、相手がどう思っているのかを理解するのはなかなか難しいですよね。
いつも一緒にいる人ならば、相手の事を常に考えているかもしれませんが、日常的にお会いしていない人に対しては、連絡が遅くなることもあります。
では、どうすれば良いのでしょうか?
対策としては、相手に期待するのではなく、自分から自分の気持ちを伝えることではないでしょうか?
どうなっているのだろうとやきもきするよりも、自分から確認した方が早いのではないでしょうか?
心配していたという気持ちを相手に伝えてみることです。
相手の方からも自分の事をわかって貰えます。
中高年になると言いがちな「報告がない!」という言葉。
相手に期待しすぎることなく、もっと気楽に自分の気持ちを伝えてみませんか?
職場内での部下や後輩に対しても言えることですね。
相手に理解して欲しくて、イライラをぶつけたり、自分自身でモヤモヤしているよりも、その気持ちを相手に伝えてしまうことで、自分自身の気持ちも晴れるし、相手の成長にも繋がりますよね。
中高年になると言いがちな「報告がない!」という怒り。
この怒りも加齢による前頭葉の働きの衰えかも?
そんな前頭葉の働きを活性化するためにも、人と人との関係性についても柔軟に対応していきませんか。
柔軟に対応していくことは、脳の老化を防ぐことが出来るそうです。
加齢とともに前頭葉の働きの衰え防止のためにも、柔軟な対応を心がけましょう!
柔軟な対応を心がけることで、LUSH LIFE(豊かな人生)をおくっていきませんか?
人生100年時代をLUSH LIFEに生きるコツは、人間関係に対して柔軟に対応していくことです。