お知らせ|2021年10月07日
自己肯定感って心に一つずつためていくこぶし貯金です。
自己肯定感って、わかるようでわかないですよね。
自己肯定感と似たような言葉で自己効力感という言葉があります。
それぞれの違いを聞かれたら、はっきりと答えられますか>
自己肯定感とは、「ありのままの自分を認め受け入れる感情」のことで、自分の存在そのものに対する評価のことだそうです。
また、自己効力感とは、「課題に直面したとき「自分がその行動をとれるのかどうか」という能力に対する自己評価のことだそうです。
自己効力感と自己肯定感は、とてもよく似た言葉ですね。しかし、自分自身の能力に対する評価と自分自身の存在を認めるということでは、それぞれ全く違った意味をもつ言葉です。
そこで、今回は、自己肯定感について考えてみたいと思います。
自己肯定感っていう言葉を説明するのに、私の知り合いは、こんな例を出してわかりやすく説明しています。
それは、
「自己肯定感とは、明石家さんまさんが言ったと言われている「生きているだけでまるもうけ」という意味です!」って説明していました。
なるほど、わかりやすいですよね。
ありのままの自分を受け入れるっていうことは、生きているだけでも価値があるっていうことをみとめてあげるってことですよね。
この自己肯定感について面白い話を子育て中のママさん向けに行っているセミナーから仕入れてきました。
それは、自己肯定感というものを心の中に貯金をしていきませんか?っていうお話でした。
「胸にこぶしの貯金」ってお話です。私はこの話をつい最近知りました。
この胸にこぶしの貯金というのは、
褒められたり、認めてもらえたり、親や周囲の人からの愛情を示してもらうことで、
自己肯定感というものを少しつづ心に貯めていくという話です。
人は、自分のことを否定せずにしっかりと受け入れてもらった場合に、心の中にの自己肯定感が生まれます。
この自己肯定感をひとつづつためて行くことで、たくさんの自己肯定感がたまってきます。たまった自己肯定感のことを自己肯定感貯金と呼びます。
このひとつづつの自己肯定感をそれぞれ一つのこぶしだと考えます。
たくさん自己承認してもらったり、褒められたり、愛情を注がれることで自己肯定感というこぶしがたんだんとたまっていきます。
このたまった状態を貯金って考えると、貯金がたくさんあると安心するし、心にも余裕が持てます。
反対に少なければ、不安でもうこれ以上減らさないようにって思いますよね。
しかし、この自己肯定感は、すぐになくなってしまいます。
誰かに否定されたり、失敗などをした場合には、出来事ごとに自己肯定感というこぶしがひとつづつなくなっていきます。
このこぶし貯金がたくさん出来ていれば、少しぐらいなくなっても心配ないって思えますよね。
しかし、もともと少ないとこれ以上失いたくないって思ってしまったり、自己肯定感というこぶしがなくなってしまったりと、不安だらけです。
そして、そんな自分を受け入れられなくなってしまいます。
そうです。自己肯定感という貯金がなくなってしまっては、不安だらけですよね。
そのため、自己肯定感が高ければ、自信や意欲も高く、ストレスにも強くいられますが、
低ければ、何事にも消極的になってしまいます。また、ストレスにも弱くなります。
自己肯定感っていう貯金がたくさんある場合と少ない場合の違いです。
ということは、貯金ってないよりはたくさんあった方が良いですよね
心にこぶし一つ分の自己肯定感の貯金を、今日からでもやってみませんか?
自分で自分を褒めてあげたり、頑張っている自分を認めてあげたりしながら
心にこぶしの貯金を今日からはじめてみませんか?
きっと、貯金が増えてくると、ワクワクしながらいろんなことにチャレンジ出来たり、心に余裕が出来て、生活が楽しくなってきますよ。