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ジョブカフェ

お知らせ|2021年02月08日

就職支援の現場の課題は、ターゲット層への認知不足

ジョブカフェってご存知ですか?
46都道府県に設置されています。
しかし、香川県だけは、県の意向で設置されていません。

ジョブカフェとは、
カフェのような気楽な気分で就職や仕事についてのお話をしましょう!っていう目的で全国に都道府県が設置しています。

このジョブカフェについて、先日、香川大学の学生と話をしてみました。

岡山県の場合は、「おかやま若者就職支援センター ジョブカフェおかやま」です。
香川県の場合は、「若年者就業支援センター」がジョブカフェの役割をしていますが、なんだか固い名前ですよね。
とても、学生達がやってきそうな名前ではありません。
そもそも「若年者」という言い方を10代~20代の方にいっても通じません。
漢字を見せればわかりますが。

そこで、名前だけでも問題がありそうな就職支援の現場の課題です。
一番の課題は、税金で運営されているにも関わらず、利用者されていないということが最大の課題です。

 

 

1.就職支援って、有料なの

就職支援とは、就職や転職、仕事の悩みなどキャリアに関する相談やセミナー、製造業などの職場に見学に行ったり、合同企業説明会などを実施しています
しかし、相談やセミナー・イベントなどに参加しても全て無料です。
なんで無料で出来るのかというと、行政からの委託事業だからです。
すなわち、税金で運営されています。
そのため、単年度事業で入札によって、どこが運営していくのかを決定しています。
就職支援には、税金が投入されているんです。
だから、利用しない手はないのです。

 

 

2.どこに行けば利用できるの?

都道府県のホームページまたは、お近くのハローワークなどにパンフレットやチラシが設置されていますので、場所の確認をしてください。
各都道府県の県庁所在地に設置されています。

 

 

3.どんなことをしてくれるの?

就職に関する相談やセミナーなどを実施しています。各ジョブカフェのホームページやSNSで、これらの情報を発信しています。
就職相談は、キャリアコンサルタント資格を持ったスタッフによって、個別に相談を実施しています。また、就活に関するノウハウやコミュニケーションスキルアップ法、パソコンの基本的なスキルの習得できる講座など様々なセミナーを実施しています。
これらのセミナーに参加すると、失業保険を受給中の方は、失業保険に認定に必要な就職活動の一環として認められいます。
また、イメージしにくい製造業や介護施設などを実際に見学するツアーなども実施しています。一人では、訪問しずらい会社内にも、同じ年代の方々と一緒に訪問し、直接担当者から仕事や会社の話を聴くこともできます。
最近では、メールによる個別相談に加えて、オンラインを利用した相談も実施されています。
就活に関する様々なイベントを実施しています。

 

 

4.しかし、就職支援の課題とは?

ジョブカフェでは、就活に関する様々な悩みや相談に対する内容を取り揃えています。
しかし、現実には思った程利用されていないのが、現状です。
特に、大学生や20代の方々への認知度は、かなり低めです。
SNSでの発信やホームページはあるものの、検索されていません。TwitterやInstagramでも情報発信していますが、認知されていません。
この認知されていないという点が最大の課題です。

 

 

5.就職支援施設を認知してもらうためには?

就職支援、ジョブカフェを認知してもらうため、香川県のジョブカフェでは、広報活動の見直しをはかっています。
SNSなどの情報発信のプロの方に広報活動をお願いしました。
通常、ジョブカフェには広報専門部署はありません。ジョブカフェ内には、キャリアコンサルタントと事務スタッフのみ。
広報に精通している人がいる場合は、ほとんどありません。
そのため、学生や20代の方々へのアプローチの方法がわからないのです。
先日もある大学生さんに
「とても学生に利用してもらおうという雰囲気ではないですね。大学生目線があまりにもありませんね。」という鋭い指摘を頂きました。
学生に利用して欲しいって言っておきながら、ジョブカフェ内には、大学生にとっては、自分の親以上の世代の人達ばかり。
実際に行って話をすると大丈夫だけど、一歩足を踏み入れるには勇気がいる雰囲気だと!

大人達による大人達が考える就職活動支援。
大学生にとっては、自分事に思えない、寄せ付けない雰囲気。

このギャップを取り除かなければ、学生に認知されるっていうことはあり得ない見たいです。

 

 

まとめ

岡山、香川のジョブカフェをもっと大学生に認知してもらうためには、
大学生と同世代の広報のプロによる大学生目線の情報発信が必要です。
そのため、香川のジョブカフェでは、LINE公式やnote、Instagramなどを若者目線で発信していくことになりました。
結果が楽しみです。

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